鈴木 航
2016年入社
平安典礼エリア業務課
葬祭ディレクター業務
この仕事に興味を持ったきっかけと今の仕事内容を教えてください。
就職活動を始めた頃に祖父が亡くなり、お世話になったのが平安典礼でした。担当の方の熱意や私たちを支えてくださった姿を見た時に、初めて葬祭業に興味を抱きました。前は自分がどういう仕事に就きたいかが見えなくて悩む時もあったのですが、祖父の葬儀を機に葬祭業で働くというビジョンが定まり、就職活動をスムーズに進めることができました。
現在は毎朝、平安典礼の本社に出勤し、そこからお客様のご自宅や葬儀会場となるセレモニーホールに移動し、葬儀について打ち合わせをしたり、納棺や出棺のお手伝い、会場設営、葬儀運営などを行っています。最初の頃は悲しみの中にいるお客様への接し方がわからなかったのですが、先輩について仕事を経験する中で、対応の仕方などを勉強させていただきました。
実際に葬祭業で働き始めて予想外だったことはありますか。
職場の雰囲気が驚くほど明るくて驚きました。葬祭業というとどうしても暗いイメージを抱いていたので。特に感心したのは皆さんのオンとオフの切り替えの早さです。その差が大きいのでまた驚いたのですが、気を張った状態からいかに早く心と体を解放させるかは、葬祭業をする上で必要不可欠な心構えなのだと、今は納得しています。
もうひとつ予想外だったのは、宗派や地域によって葬儀の仕方にさまざまな違いがあることです。特に地域性による風習の違いは、山形や上山、山辺などさまざまなホールで葬儀を担当する中で初めて知ったことでした。そのため今もわからないことが多くあるのですが、先輩たちから教えていただきながら一つ一つ自分のものにしていきたいと思っています。
葬祭ディレクターとしてのやりがいについて教えてください
お迎えから葬儀終了まで4〜5日という短い間にお客様との信頼関係を作らせていただくので、すべてが終わった時にご遺族様から感謝の言葉をいただくと、やりがいを感じます。
また今は火葬だけを行う「直葬」も増えています。しかし一般葬をする方も簡略化を希望される方も、大切な人を送ってあげたいという気持ちに変わりはないので、その気持ちに寄り添う提案をしていきたいと思っています。
そして葬祭ディレクターの使命は、悲しみの中にいるご遺族様が、葬儀を通して新しい人生に踏み出すお手伝いをすることだと思っています。今はまだ経験不足のため先輩から教えていただくことが多いのですが、今後はお客様により良い提案ができるように経験を積み重ねていきたいです。
葬祭業は、葬儀を実際に経験しないと見えにくい仕事です。ネットなどで調べたとしても、表面的な情報しか得られないかと思います。もし興味がある方は当社に見学に来てください。私たちが仕事についてお伝えします。