鈴木 志穂
2011年入社
平安典礼ホール業務課
フローリスト平安
この仕事に興味を持ったきっかけや動機を教えてください。
もともと花が好きだったのですが、葬儀用の祭壇花製作という文字が目に止まったんです。以前、祖父の葬儀をあげた時に平安典礼の祭壇花は見ていたこともあり、花に関われる仕事ならと応募しました。
ただ、実際に働き始めた頃は花に関してまったくの素人だったので、先輩たちに基本の花のさし方を教えていただいたり、自分で練習を何度も繰り返したりして、技術を身につけました。今は、大好きな花に触れる仕事ができて、毎日楽しいです。
平安典礼のフローリスト業務について詳しく教えてください。
平安典礼の祭壇花には、私たちフローリストが考えたデザインが15種類あります。そのうちのひとつをお客様から選んでいただき、私たちはそのデザイン設計図に沿って作業場でパーツを製作し、会場に運んで設営します。
現在、フローリスト平安には19人のフローリストがいて、そのメンバーで5つのセレモニーホールの祭壇花とスタンド花を製作しています。職場の雰囲気はとにかくアットホームです。休憩時間になると年齢に関係なく、皆でさまざまな会話を楽しむのですが、私はそこで仕事のことだけでなく、趣味の話や世の中のこと、人生のことなど、さまざまなことを学んでいます。
仕事のやりがいや今後の目標について教えてください。
平安典礼のフローリスト業務は裏方の仕事なので、直接お客様と関わることはあまりありません。そのため通夜室にスタンド花を届けた時などにお客様から「華やかになったね」と声をかけていただいたり、担当の葬祭ディレクターから「お客様が祭壇花をみて感動していたよ」と教えてもらったりすると嬉しく思います。
今後はさらに製作技術を上げて、お客様に感動を与えられる仕事をしたいと思います。そして、祭壇花を決まったデザインから選んでいただくだけでなく、お客様のご要望に合わせたオリジナルデザインの提案にも挑戦し、ご遺族や会葬者の方々の悲しみを和らげるお手伝いができればと思っています。
社会人になることに対し、多くの不安があることでしょう。ですがどんな仕事に就いたとしても、案外何とかなると私は思います。難しく考える前にまず行動してみる。自分を信じてプラス思考で頑張ってください。